マーズ=中東呼吸器症候群の後遺症で治療を受けていた66歳の男性が25日亡くなり、マーズによる死者は37人となりました。
保健福祉部の中央管理対策本部によりますと、この男性は5月にマーズに感染し、7月に陰性の判定を受けて隔離を解除されましたが、後遺症の肺炎を患い、治療を受けていました。
男性は肺の移植手術を受けるなどしましたが、肺炎が悪化して死亡したということです。
マーズで死者が出たのは7月以来で、これでマーズの死者は37人となりました。
現在、陰性判定を受けたものの後遺症で治療を受けている人は4人いて、このうち1人は不安定な状態であるところから、保健福祉部が狙っているマーズ終了宣言はまだ先になる見通しです。