入場券の販売開始から数分で売り切れる人気の、ソウルの王宮の夜間公開が、来年から期間が延長されることになりました。
文化財庁の関係者によりますと、入場券の予約が難しく、不正転売が行われているという批判から、景福宮(キョンボックン)と昌慶宮(チャンギョングン)などの王宮の夜間公開の期間をことしの48日間から来年からは夏の120日間に延長するということです。
また景福宮は、これまで慶会楼(キョンフェル)と勤政殿(クンジョンジョン)だけを公開していましたが、来年からは康寧殿(カンニョンジョン)、交泰殿(キョテジョン)、思政殿(サジョンジョン)までに公開する区域を広げるということです。
さらに昼間は、国楽、夜は創作国楽やクラシック音楽の公演を常設化し、景福宮を国楽の場として活用する方針です。