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経済

日系タバコ会社が14本入りタバコ 批判受けコンビニが拒否

Write: 2015-10-27 11:14:30Update: 2015-10-27 11:14:30

日系タバコ会社が14本入りタバコ 批判受けコンビニが拒否

韓国の日系タバコメーカー「JTIコリア」が26日から販売を始めた限定版の少量包装タバコが、「低価格マーケティングだ」という批判を受け、大手コンビニ各社は販売しない方針を決めました。
批判を受けているのは、JTIコリアが26日から韓国のコンビニに提供を始めた「キャメルブルー14本パック 限定版」で、通常20本入りが1箱4500ウォンであるのに対して、限定版は1箱2500ウォンと安くなっています。
「JTIコリア」では、韓国人喫煙者の1日の平均的な喫煙本数を調べた結果、1パックを14本に設定したとしていますが、相対的に低い値段のためタバコの消費が増え未成年者が購入しやすくなるとして批判の声が出ています。
こうしたことから、CUなど大手コンビニ各社は、コンビニのイメージにまで影響を与える可能性があるとして、この商品の販売をしないことを決めました。
現行のたばこ事業法などの関連法律では、たばこの小包装販売に歯止めをかけることは不可能で、保健福祉部は関連機関との協議を経て、20本未満の包装たばこの販売を禁止、または広告・販促・後援を防ぐ方向で国民健康増進法などを改正するとしています。
WHO=世界保健機関の国際たばこ規制枠組み条約(FCTC)は、若者の喫煙を助長する可能性があるとして、少量包装での販売を禁止しています。
韓国のたばこ市場でのJTIコリアのシェアは6~7%程度で、ことし初めの値上げ以降、市場シェアがやや下がっています。

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