ソウル周辺の京畿(キョンギ)道への人口流入が、ことし6月から9月までの第3四半期に最近では一番多かったことがわかりました。
統計庁が27日、発表したところによりますと、ことし第3四半期に韓国のほかの地区から京畿道に引っ越してきた人の数は2万5900人あまりで、全国でもっとも多い人口増加となりました。また2012年の第4四半期以降でもっとも多い増加でした。
京畿道への人口流入が増えたのは、京畿道南部の華城(ファソン)市に建設を進めてきた東灘(トンタン)新都市ができたこと、ソウルの住宅の家賃が上昇し続け、ソウルからの人口流入が増えたことなどが背景にあるものとみられています。
京畿道に続いて人口流入が多かったのは、政府庁舎のある世宗(セジョン)特別自治市、済州(チェジュ)特別自治道、仁川(インチョン)市の順でした。
ソウルからの人口流出は3万7500人あまりでしたが、中部の大田(テジョン)、南部の釜山(プサン)からも人口流出が目立ちました。