政府は、景気対策の一環として財政支出を拡大することを、27日の経済関係閣僚会議で決めました。
それによりますと、第3四半期の経済成長率は国内消費がやや回復したこともあって6期ぶりに1%台に上がったものの、景気が回復に向かっている顕著な動きがまだ見られないため、いまの第4四半期に9兆ウォン以上、財政支出を拡大することにしました。
企画財政部は、ことしは政府と地方自治体ともに税収が去年より多いため、財政支出を拡大する余裕はあるとしています。
政府は、財政支出の拡大を社会間接資本への投資を中心にし、景気回復に結びつけたいとしています。
また、政府は今年度予算の使わない率を2%以内に抑えるとしています。