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経済

三星の石油化学部門 ロッテに売却

Write: 2015-10-30 14:09:49Update: 2015-10-30 14:09:49

三星の石油化学部門 ロッテに売却

三星グループは、三星SDIの化学部門と三星精密化学、三星BP化学からなる石油化学事業を、全てロッテグループに売却することを決めました。
太陽電池などの電池生産が得意な三星SDIは30日、取締役会を開き、三星SDIの化学部門と三星精密化学をロッテグループに売却することを決め、三星BP化学も経営委員会を開いて売却を決めました。売却額は3兆ウォン前後になる見通しです。
一方、ロッテグループの傘下にあるロッテケミカルも30日、取締役会を開き、買収することを議決しました。
ロッテケミカルが三星から取得する株式は、三星SDIの化学部門の90%、三星精密化学の31%、三星BP化学の49%です。
三星とロッテによる事業譲渡は、両社の利害が一致したことで実現したものとみられます。
三星は去年11月、三星トタルと三星綜合化学をハンファグループに売却しており、残る石油化学部門を完全に整理することで、電子とバイオ事業に集中する体制をとったことになります。
一方のロッテは、石油化学をデパート、スーパーに続くグループの主力事業に育てるため、三星からの事業買収を決めたとみられています。

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