済州島産のミカンが糖尿病や肥満の予防に効能があるとの研究結果が発表されました。
農業振興庁と済州大学獣医学部の共同研究グループは、6週間に渡って高脂肪の餌を与えたマウスとミカンの抽出物を与えたマウスを比較した結果、ミカンの抽出物を与えたマウスは体重が10%減り、空腹時の血糖値は28%減少しました。
また、脂肪の生成を抑制し、インシュリンの分泌を促す物質は、ミカンの抽出物を与えたマウスは高脂肪の餌を与えたマウスより9倍以上多くなっていました。
さらに、血管の炎症を抑制し、コレステロールを減らすフラボノイドも、ミカンの抽出物を与えたマウスが倍以上多くなっていました。