消費者景況感や購買意向についての調査で、韓国が世界61か国のなかでもっとも悲観的であることがわかりました。
世界的なマーケティング・リサーチ会社「ニールセン」が世界61か国の3万人以上を対象に調査したところによりますと、ことし7月から9月期の韓国の消費者景況感指数は、49で、61か国のなかでもっとも低かったということです。
消費者景況感指数は、国内の雇用見通し、個人の経済状況、直近の消費意向に対する意識などを指数で表したもので、100を超えると楽観、100を下回ると悲観を示します。
韓国の消費者景況感指数は、中東呼吸器症候群=マーズの影響で45にまで落ち込んだ前の四半期に比べて4ポイント上昇しましたが、2四半期連続の最下位となっています。
消費者景況感指数が世界でもっとも高かったのは、インドで、続いてアメリカ、フィリピン、インドネシア、タイの順でした。