韓国の1人当たりのGDP=国内総生産が、5年後には、3万7000ドルとなり、日本とほぼ同じになるとの見通しが示されました。
5日に更新されたIMF=国際通貨基金の「世界経済見通しデータベース」によりますと、韓国の1人当たりの名目GDPは、去年の2万7970ドルから2020年には3万6750ドルに増えると予想されるということです。
日本は、去年の3万6222ドルから2020年には3万8174ドルへと、小幅増加にとどまり、5年後には、韓国との差は大きく縮まるものとみられるということです。
IMFは、韓国と日本の経済規模についても、差が大幅に縮まることが予想されるとしています。
去年の時点で、韓国の名目GDPは1兆4100億ドル、日本は4兆6000億ドルで韓国の3.3倍となっていましたが、2020年には、韓国は1兆9000億ドル、日本が4兆7500億ドルで、差は2.4倍に縮まると、IMFは予想しています。