韓国は大腸がんと子宮がん、脳卒中の治療成績が世界で最高レベルであることが、OECD=経済協力開発機構が4日に発表した世界の保健医療に関する報告書でわかりました。
報告書に掲載された 2013年のデータによりますと、韓国のがん患者の5年相対生存率は、大腸がんが70.9%、子宮頸がんが77.8%と、OECD加盟国のなかで最も高くなっています。
また、45歳以上の虚血性脳卒中患者の入院後30日以内の死亡率は3.2%で、OECD加盟国のなかで低いほうでした。
さらに、急性心筋梗塞による入院後30日以内の死亡率も8.3%で、2011年に比べて改善しました。
一方、ぜんそくと慢性閉鎖性肺疾患で入院する人は、人口10万人当たり310.6人で、OECD加盟国平均の242.2人より多く、糖尿病による入院も310.7人で、OECD加盟国平均の149.8人の2倍となっています。