南北間の民間交流が活発になっています。
統一部によりますと、先月は、開城で高麗時代の遺跡から発掘された遺物の展示会が開かれたほか、平壌では南北労働者統一サッカー大会や民族言葉大辞典の編纂会議が開かれるなどして、韓国から800人余りが北韓を訪問したということです。
ことしに入ってから9月まで韓国から北韓を訪れた人は月平均46人で、先月の訪問者はその20倍近くに上ります。
9日には韓国の宗教関係者140人余りが北韓の金剛山で開かれる南北宗教平和大会に出席するため北韓を訪問するなど、8月末の南北高官級会談以降、多様な分野で南北間の民間交流が増える傾向が続いています。