政府は最近の輸出不振を踏まえて、次世代の主力輸出品を発掘し、支援していくことにしました。
産業通商資源部の尹相直（ユン・サンジク）長官主催で１０日に開かれた輸出振興対策会議で決まったものです。
それによりますと、ＯＬＥＤ（有機発光ダイオード）や新薬、化粧品などの輸出品目について多角的に支援し、このほかにも次世代の輸出有望品目を発掘していくことにしました。
ＯＬＥＤの場合、製造に必要な機械を輸入する際に関税を免除し、研究開発のための投資については、課税の際に投資額の２０％を控除することにしました。
また、中小企業については、貿易保険料の割引率を５０％に拡大し、来月初めに海外の５００社のバイヤーが参加する商談会も開くことにしました。
さらに、輸出不振を打開するには、中国、ベトナム、ニュージーランドとの自由貿易協定の発効を急ぐ必要があるとして、国会に対して早期批准を促しました。