中朝間の貿易や投資が減っていることが分かりました。
韓国貿易協会北京支部の資料によりますと、ことし上半期の北韓の中国に対する輸出額は11億7000万ドルにとどまり、前の年に比べて10.6%減りました。
中国からの輸入額は前の年より15.8%減り、輸出と輸入がともに2年連続で減少しました。
また、北韓の対中国投資額は2013年に268万ドルで過去最大となりましたが、去年は90%近く減って、29万ドルとこれまでで最も少なくなりました。
反対に中国の対北韓投資額は2012年に1億1000万ドルで過去最大となりましたが、去年はその半分に満たない5000万ドルにとどまりました。
韓国貿易協会の関係者は、北韓の経済は中国に依存するところが大きいにもかかわらず、貿易や投資、人的交流が減っているのは異例だとして、北韓の経済再建は中国との交流をどれだけ回復するかにかかっていると指摘しました。