日本の大学入試センター試験にあたる韓国の大学修学能力試験が12日、全国1200か所あまりの試験会場で一斉に行われました。
今年の試験では、去年より9437人少ない63万1184人が受験し、午前8時40分から、「国語」「数学」「英語」「社会・科学・職業探求」、そして「第2外国語・漢文」の順で行われ、午後5時に終わりました。
12日は、受験生が道路や鉄道などの混雑で遅刻しないようにするため、官公庁や企業の出勤時間は1時間繰り下げて午前10時となり、地下鉄、バスの運行回数が増えたほか、タクシーの台数も増やしました。
また、英語のリスニングテストが行われる午後1時10分から1時35分までの25分間は、試験場周辺の騒音をなくすために、飛行機の離着陸が制限されました。
今回の試験の成績は、来月2日にそれぞれの受験生に通知され、受験生はこれをもとに最終的な志望大学を決めることになります。