国際的な情報企業のトムソン・ロイターは12日、特許データなどをもとに「世界革新企業100社」を発表し、韓国の企業からは、三星（サムソン）電子、LG電子、電機メーカーのLS産電の3社が、5年連続で選ばれました。
「世界革新企業100社」は、独創的な発明のアイデアを知的財産権によって保護し、グローバルなビジネス展開に活用して成果をあげている企業を選定するもので、韓国からは三星電子、LG電子、電機メーカーのLS産電が選ばれました。三星電子、LG電子、LS産電が選ばれたのは、5年連続です。
国別では、日本が40社で、去年に続いてトップになり、次いでアメリカ35社、フランス10社、ドイツ4社、韓国とスイスがそれぞれ3社となっています。
日本を含むアジアの受賞企業は44社となっていますが、去年、選定企業があった中国からは今年は選ばれませんでした。
日本企業の40社のうち、ソニー、富士通、オリンパス、トヨタを含む15社が5年連続で選定されています。
選定された企業は、世界の主要国株価指数、MSCIワールド・インデックスの企業に対し、売上高で6.01％、雇用で4.09％、研究開発投資で1.86％上回っています。