アメリカのオバマ大統領が19日に開かれる日米首脳会談で、安倍晋三首相に韓日関係の改善に向けたさらなる努力を促すものと見られると、日本の時事通信が14日、伝えました。
それによりますと、アメリカ国務省のダニエル・ラッセル東アジア太平洋担当次官補は、19日にフィリピンで開かれる日米首脳会談について「大統領から韓日関係の着実な改善に対するアメリカの深い関心を伝えるのは間違いない」と述べたということです。
一方、朴槿恵(パク・クネ)大統領は13日、韓日首脳会談で慰安婦問題の早期妥結に向けた協議を加速することで合意したものの、日本政府が積極的な姿勢を示していないことから、安倍首相に対し「過去の傷を癒すための決断を下さなければならない」と述べています。