通常、午前9時から午後4時までとなっている銀行の営業時間を、主要顧客のニーズに合わせて変更している銀行が、全体の7%に上っていることがわかりました。
全国銀行連合会によりますと、主要顧客が利用できる時間帯に合わせて営業時間を変更している銀行は、10月末現在、12社の銀行が運営する563か所の店舗に上り、銀行全体の7%ということです。
このうち、平日の営業時間を変更している店舗は475か所で全体の88.6%となり、週末に営業する店舗は61か所で、全体の11.4%でした。
店舗の立地で見ますと、自治体や裁判所などの庁舎内で運営している店舗が全体の88.8%でもっとも多く、続いて公団周辺が6.9%、商店街・オフィス街周辺が6.7%、空港・駅が3%などの順となりました。
各店舗の営業時間で見ますと、自治体や裁判所などの庁舎内で営業している店舗は午前9時~午後6時となっており、公団周辺では午前9時~12時と午後4時~7時半、商店街・オフィス街周辺では午前6時~10時30分と午後4時~夜9時、空港・駅では午前5時30分~午後9時と午後6時~午後11時となっています。