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社会

光化門集会 デモ隊と警察が衝突

Write: 2015-11-16 15:23:42Update: 2015-11-16 15:54:35

光化門集会 デモ隊と警察が衝突

ソウル市の中心部、光化門(クァンファムン)広場一帯で14日、政府の労働市場改革や歴史教科書の国定化などに反対する大規模な集会が行われ、デモ隊と警察が衝突しました。
集会は民主労総=全国民主労働組合総連盟が主導し、53の労働組合や農民・市民団体など、警察の発表でおよそ6万8000人、民主労総側の発表でおよそ13万人が参加しました。
集会では一部のデモ隊と警察が衝突し、警察のマイクロバスを押し倒そうとするデモ隊に警察が放水銃で対応し、放水銃の直撃を受けた68歳の男性が倒れて、病院に運ばれました。
男性は脳出血と脳震盪で手術を受けましたが、意識不明の重態です。
政府は集会が不法に行われたとして、迅速かつ厳重に責任者を処罰するとしていますが、民主労総側は、男性に放水銃を放ったのは明らかな公権力の乱用だと反発しています。
最大野党、新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表は、厳しく真相を究明し、警察の責任者まで問責を受けるべき事案だとしました。
男性の容態が悪化する場合、12月5日に予定されている集会で対立が激化する可能性があります。
李明博(イ・ミョンバク)政権当事の2008年6月、アメリカ産牛肉の輸入に反対する集会が行われたときも、警察とデモ隊が衝突し、けが人が続出すると、警察の対応に反発する世論が広がり、全国的に70万人が集まる大規模集会につながりました。

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