今週にも北韓の平壌(ピャンヤン)を訪れるとみられる国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が、9月に国連を訪れた北韓のリ・スヨン外相に北韓訪問の意思を伝えていたことがわかりました。
アメリカ政府系放送の自由アジア放送(RFA)は17日、中国の北韓消息筋の話として「潘基文事務総長はかねてから平壌訪問を北韓側に打診していて、今回その要請が受け入れられたものとみられる」と伝えました。
リ・スヨン外相が自ら潘基文事務総長の北韓訪問を仲介したということです。
北韓が事務総長の訪問要請を受け入れたことについて、自由アジア放送は「北韓の政治的環境が比較的安定していて、南北関係と国際的利害関係が複合的に働いた結果だ」としています。