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大邱地下鉄火災 被害拡大を捜査

Write: 2003-02-18 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

大邱地下鉄火災 被害拡大を捜査

大邱地下鉄の放火火災事件を捜査している大邱中部警察署は、放火した容疑者と電車の運転士らから事件の経緯と被害が拡大した原因について集中的に捜査を行なっています。警察の調べによりますと、容疑者とみられる56才の男性は、医療ミスで身体障害者になったと身の上を悲観し、18日朝、ガソリンスタンドで7,000ウォン相当のガソリンを買って8つ前の駅で地下鉄に乗り込み、中央路駅に到着した直前に放火したと供述したということです。また警察の調べによりますと、犠牲者が多かった反対方向からきた電車は、中央路駅に到着する前、司令室から駅で事故が起きているから運転に注意するようにという指示を受けましたが、火災が起きていることは知りませんでした。そして事故現場の駅に到着した後は開いたドアから煙が入ってきたためドアを閉め、10分後に司令室からの避難指示を受けて再びドアを開けたと話しています。これについてこの電車の乗客は「事故現場に到着した時にはすでに有毒ガスが立ち込めていた。ドアが開かれた後 数秒後にまもなく“出発します”という案内放送があってドアが閉まったが停まったままだった。さらに数分後にドアが開かれて“降りてください”という案内放送があった」と証言しています。警察では2本の電車のほとんどのドアが閉まっていることを重視して、火災発生後に反対線路に別の電車が入ってきた経緯と、総合司令室からの指示、そして乗客の安全に向けた対応がどのように行われたかを中心に調べることにしています。大邱地下鉄火災事故対策本部によりますと、19日午前11時現在、死者は125人、けが人146人で、ほかに身元の分からない遺体が数十体あります。

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