安全で環境にやさしい自動車を普及する目的で、自動車の国際規格について話し合う国連の国際会議が、24日から26日までソウルで開かれます。
国土交通部によりますと、24日から26日までの3日間、国連欧州経済委員会(UNECE)の｢自動車基準調和世界フォーラム｣がソウルで開かれ、韓国や日本、アメリカ、欧州連合など10か国の代表40人が出席する予定だということです。
今回のフォーラムでは、交通事故が発生した際、車が被害の状況を自動的に把握し、近くの救助センターに通報するシステムを自動車に搭載するための国際規格の新設について話し合われる予定です。
この新しい規格は、2013年から議論が行われており、2017年11月までに最終案がまとまる予定です。
これについて国土交通部は、｢交通事故に自動的に対応するシステムを車に搭載することで、事故の被害者が意識を失っても直ちに救助できるようになるものと期待される。関連の規格がまとまれば、韓国でもすぐに適用できるよう準備を進めている｣と説明しています。