東アジア地域包括的経済連携交渉を進める韓国、日本、中国やASEANなど16ヶ国の首脳は22日、マレーシアのクアラルンプールで、来年中に交渉を妥結させることを期待するとする共同声明を発表しました。
東アジア地域包括的経済連携は、ASEANと韓国、日本、中国、オーストラリア、ニュージーランド、インドの16ヶ国による経済連携で、2012年に交渉を開始、これまで10回の公式交渉と3回の閣僚会議が行われています。
大統領府青瓦台の関係者は今回の声明について、東アジア地域包括的経済連携への16ヶ国の強い意志を再確認したもので、交渉の加速化につながるだろうとしました。
交渉に加わっている16ヶ国の人口を合わせると世界の人口の半分に当たり、GDPは世界全体のGDPの30%に当たります。