国定歴史教科書の執筆陣が最終的に47人に決まりました。
国史編さん委員会は23日、報道資料を発表し、中学26人、高校21人の合わせて47人の国定歴史教科書の執筆陣を最終的に決めたと明らかにしました。
このうち17人は、今月4日から6日間行った公募によって選ばれた人で、公募には、教授、研究員、教師など56人が応募したということです。
また時代別の代表執筆者として、学界で著名な長老格の学者を招いたほか、現代史の執筆には、政治、経済、憲法などの専門家を参加させたと説明しています。
しかし、国史編さん委員会は、執筆陣の名簿の公開時期や方法は、執筆陣と議論して決めるとしています。
国史編さん委員会は今月30日に、編さん基準を発表し、本格的な執筆に入ることになります。