ことし7月から9月までの間に生まれた子どもの数は、去年の同じ期間に比べてやや減りましたが、35歳以上の高齢出産の割合は上昇したことがわかりました。
統計庁が発表したことし7月から9月期の人口動向によりますと、全国の出生児数は10万8400人で、去年の同じ期間に比べて2.2%の2400人が減りました。
出生児数の割合いを、母親の出産年齢別に見ますと、30歳から34歳までが49.1%でもっとも多く、続いて25歳から29歳までが21.6%、35歳から39歳までが21.4%、40歳以上は2.9%の順でした。
このうち、35歳から39歳までの割合は、去年の同じ期間に比べて2.1ポイント、40歳以上も0.2ポイントそれぞれ上昇したもので、最近、高齢出産が増えていることがうかがえます。
これに対して、30歳から34歳までは1.3ポイント、25歳から29歳までは0.4ポイント下がりました。