学年にふさわしい学力を備えている中学生と高校生の割合が、ことしは去年に比べて減少したことがわかりました。
韓国では、中学校3年生と高校2年生を対象に国語・数学・英語のテストを行い、点数によって4つのグループに分類して生徒の学力を把握する「国家水準学業成就度評価」が毎年行われています。
教育部によりますと、6月30日に行われたことしの「国家水準学業成就度評価」では、上位の2つのグループに入り、学年にふさわしい学力を備えているとみなされた中学生と高校生は全体の77.4%を占め、去年に比べて3.4%ポイント減少したということです。
一方、最下位の4番目のグループに入った中学生と高校生の割合は全体の3.9%で、去年と同じでした。
最下位グループの生徒が占める割合がもっとも高い科目は数学で、続いて英語、国語の順となり、中学、高校ともに同じ結果となりました。