北韓は２８日、韓国東の海、東海で潜水艦発射型ミサイルの試験発射を行ったもようです。
韓国軍合同参謀本部の関係者によりますと、東海の海上でミサイルを保護する防水カプセルの破片を発見したということです。
この関係者は、近くの空域を飛ぶ物体は確認されなかったとして、ミサイルの試験発射をしたものの、失敗に終わった可能性が高いとしました。
ただ、今回は水中からミサイルを射ち出すところまでの段階を試した可能性もあり、試験発射が失敗したと断定することはできないとの指摘もあります。
北韓はことし５月にも潜水艦発射型ミサイルの試験発射を行っていて、開発は初期段階にあるとみられています。
韓国とアメリカは、北韓が潜水艦発射型ミサイルを実戦配備できるまでには４～５年はかかるものとみています。