韓国と中国のFTA=自由貿易協定の批准案が30日午後、国会本会議で賛成多数で可決されました。
国会は30日、本会議を開き、韓国と中国とのFTA批准同意案を、賛成196、反対33、棄権36の賛成多数で可決しました。
韓国のもっとも大きな貿易相手国で、投資相手国である中国とのFTAは、2005年に両国の民間レベルでの共同研究が始まって以降、2012年5月の交渉開始、去年11月の交渉妥結、ことし2月25日の仮署名を経て、6月1日に両国が正式署名しており、30日に批准案が可決されました。
韓国と中国は、年内発効に向けて国内での手続きを進めることにしています。
韓中FTAが発効すれば、20年後には両国ともに品目ベースの90%以上でで関税が撤廃されます。