来年から、韓国で人民元を売買するとき、ウォンと人民元の直接取引市場で形成される「直接レート」が適用されます。
企画財政部が1日明らかにしたものです。
現在、韓国で人民元を売買するときは、ウォンとドル、ドルと人民元の2つの相場から間接的に算出された為替相場、裁定相場が適用されていますが、来年からは、ウォンと人民元の直接取引市場における市場平均レートを適用するということです。
韓国の外国為替市場では、ドルを除く、円やユーロなど全ての通貨について、裁定相場が適用されています。
ウォンと人民元は、去年12月1日から直接取引が始まったものの取引が活発ではなく、裁定相場を適用してきましたが、最近、1日平均の取引額が20億ドルを超えるなど取引が増えていることから、直接レートの適用に切り換えることになったものです。