マーズ=中東呼吸器症候群の危機警報レベルが、最も低い「関心」に引き下げられました。
保健福祉部の中央マーズ対策委員会は、韓国でマーズ感染の心配がなくなったとして、1日正午から、マーズの危機警報レベルを、これまでの「注意」から、最も低い「関心」に引き下げました。
警報レベルは、低い順に「関心」「注意」「警戒」「深刻」の4段階に分かれており、5月20日に韓国で最初の感染者が発生してからおよそ半年で、マーズ流行以前の水準に戻ったことになります。
ただ、サウジアラビアなど、中東では、依然としてマーズ患者が発生していることから、マーズ発生の監視や検疫措置は、続けていくとしています。