韓国では、男性に与えられる育児休業の期間が、主要国に比べて長いものの、実際の取得率は低いことがわかりました。
OECD=経済協力開発機構のまとめによりますと、韓国は、男性に与えられる育児休業の有給休暇日数は52.6週で、加盟国の中で最も長くなっています。
次いで、日本が52週、フランス28週、ルクセンブルク26.4週の順でした。
OECD加盟国の平均は、9週となっています。
一方、実際の取得率をみますと、韓国で去年、育児休業を取得した人は3400人で、男女合わせた取得者の4.5%と、アイスランドの28.5%やノルウェーの21%などに比べてかなり低くなっています。