旧日本軍の慰安婦だった高齢の女性1人が5日に亡くなり、政府に登録されている生存者は46人となりました。
韓国挺身隊問題対策協議会は、旧日本軍の慰安婦だった96歳のチェ・カプスンさんが京畿(キョンギ)道・南楊州(ナムヤンジュ)市の病院で、老衰のため亡くなったと発表しました。
チェ・カプスンさんは、1919年生まれで、15歳だった1934年に日本に連れていかれ、満州の牡丹江の慰安所で、慰安婦生活を強いられました。
日本による植民地支配からの解放後は、故郷の全羅南道で農業を営んでいました。
これで政府に登録されている元慰安婦238人のうち、生存者は46人となりました。