南北当局者会談に向けた予備協議が来週11日に板門店で開かれますが、これを前に北韓は、「南北関係改善のため、体制の対決に終止符を打つべきだ」と主張しました。
北韓の労働党機関紙「労働新聞」は4日付けの解説で、「分断後70年が経ち、南北で異なる体制が定着したが、体制の違いが対立の理由にはならない」として、「体制の対決は民族の和解を妨げ、不信の壁を高めるだけだ」と指摘し、体制の対決に終止符を打つべきだと主張しました。
そのうえで労働新聞は、「11日の予備協議は、緊張緩和と関係改善に向けた重要な契機にすきべだ」と強調しました。