10代の青少年の5人に1人は、将来、｢子どもを産まなくてもいい｣と思っていることがわかりました。
韓国保健社会研究院によりますと、全国の中学1年から高校2年までの男女生徒1179人を対象に、結婚や出産に関する認識を調査したところ、将来、｢子どもを産まなくてもいいと思う｣と答えた人は、全体の21.1%を占めました。
男女別で見ますと、男子生徒のうち、｢子どもを産まなくてもいいと思う｣と答えた人の割合が13.7%だったのに対し、女子生徒のうち、｢子どもを産まなくてもいいと思う｣と答えた人の割合は28.7%で、男子生徒の2倍以上となりました。
また、｢子どもを産まなくてもいいと思う理由｣については、｢仕事に専念するため｣と答えた人が全体の29.8%でもっとも多く、｢子どもの育児や教育に多くの費用がかかるため｣と答えた人が全体の26.8%を占めました。
一方、｢子どもは産まなければならない｣と答えた人は全体の55.1%を占めたほか、「まだわからない」と答えた人が全体の23.6%を占めています。