韓国政府は、来年度の予算の68%を上半期に編成することになりました。
政府は、8日の閣議で、来年度予算の編成計画を最終的に決めました。
それによりますと、来年の歳出予算330兆6000億ウォンの68%を上半期に割り当て、雇用拡大事業や国民生活の安定に向けた事業などを上半期に重点的に実施することで、景気回復を図るとしています。
四半期別に見ますと、1月から3月までの第1四半期が40.1%と、もっとも多く、年末になるほど割合が低くなっています。
政府はまた、会計年度が始まると同時に予算を執行できる「会計年度開始前編成額」を3兆5000億ウォン規模で編成し、国土交通部は、高速道路の整備など87件のインフラ事業を、海洋水産部は、蔚山(ウルサン)新港の防波堤建設などの港湾事業の予算をそれぞれ事前に編成しています。