韓国と中国のFTA＝自由貿易協定と、韓国とニュージーランドのFTAが今月20日、それぞれ発効します。
産業通商資源部によりますと、韓国と中国は9日、中国北京でFTAの発効日を最終的に決める外交文書を交わしたということです。
韓中FTAが発効すれば、品目数ベースで、韓国は92.2%、中国は90.7％に対して、輸入額ベースでは、韓国は91.2％、中国は85％に対して、20年以内に関税が撤廃されることになります。
一方、韓国とニュージーランドのFTAも同じく今月20日に発効します。
外交部によりますと、韓国とニュージーランドは9日、ニュージーランド・ウェリントンでFTAの発効日を最終的に決める外交文書を交わしたということです。
韓ニュージーランドFTAが発効すれば、発効日の最初の関税引き下げに続き、来月1日に2回目の引き下げが行われることになります。
また農林水産分野での協力プログラムやワーキングホリデー枠の拡大など、人材交流の活性化もともに進められます。
韓国政府は、韓国とベトナムのFTAについても年内発効に向けて、両国間で、具体的な発効日や外交文書の交換日程の調整などを進めていると話しています。