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韓半島

露・米の専門家 「水素爆弾保有の可能性は低い」

Write: 2015-12-11 10:57:35Update: 2015-12-11 11:40:11

露・米の専門家  「水素爆弾保有の可能性は低い」

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が水素爆弾の保有に言及したことについて、ロシアとアメリカの専門家は、北韓が水素爆弾を保有している可能性は低いとの見方を示しました。
ロシア上院・防衛安全保障委員会のフランツ・クリンツェビッチ第1副委員長は10日、金正恩第1書記が水素爆弾の保有に言及したことについて、「世界に知られず、密かに水素爆弾を作る可能性は事実上ない」と指摘しました。
また、モスクワ国立国際関係大学のドミトリー・ストレリツォフ東洋学科長は、「対外宣伝で相手を驚かせ、国際関係で北韓の存在感を高めようとしている」と分析しました。
ロシア外務省のザハロワ報道官は、「北韓の核開発は容認できないというロシアの立場に変化はない」としています。
アメリカも同様の見方を示しています。
ホワイトハウスのアーネスト報道官は10日の定例記者会見で、「我々が把握した情報によると、北韓の水素爆弾開発の主張は、かなり疑わしい」と述べました。
一方、アメリカの核専門家らは、「北韓が水素爆弾の開発に使われる重水素のような物質を利用し、従来の核兵器の爆発力を増強させている可能性がある」と指摘しました。
北韓の朝鮮中央通信は10日、金第1書記が平壌(ピョンヤン)の平川(ピョンチョン)革命史跡を視察した際、「国の主権と民族の尊厳をしっかりと守る自衛の核弾、水素爆弾の巨大な爆音をとどろかせる強大な核保有国になった」と述べたと伝えています。

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