国際的な原油安などの影響で、先月の輸出物価がおよそ30年前の水準に逆戻りしました。
韓国銀行がまとめたところによりますと、先月の輸出物価指数は80.98で、前の年の同じ時期に比べ8.5%下落し、1986年9月以来、29年2か月ぶりの低い水準となっています。
特に石炭や石油製品が前の年の同じ 時期に比べ36.7%、電機製品が7.3%下落しています。
輸出物価指数は、海外に商品が積み出される段階の価格を指数化したもので、指数が下がれば企業が手にするウォン建ての金額が減ることから、採算悪化を心配する声があがっています。
一方、先月の輸入物価指数は77.03で、前の年の同じ 時期に比べ15.6%下落しています。