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大邱の地下鉄放火 運転士と運転指令を取り調べ

Write: 2003-02-20 00:00:00Update: 0000-00-00 00:00:00

大邱の地下鉄放火 運転士と運転指令を取り調べ

大邱地下鉄放火事件を捜査している大邱地方警察庁は地下鉄の運転士と総合指令室関係者が乗客の避難誘導の判断を誤ったため、大きな惨事になったとみて、これらの関係者を過失と職務遺棄の疑いで、捜査を始めました。これまでの調べによりますと、地下鉄公社の指令室と、放火された電車の反対側の線路に進入した電車の運転士との無線交信の内容が記録されたテープを分析した結果、運転士は、火災が起きた中央路駅の一つ手前の大邱駅を出発した際に、指令室から「中央路駅で火災が起きたので、注意運転をするように」と指示を受けましたが、停車するような指示は受けていなかったことが明らかになりました。また事件当時、ドアが再び閉まった経緯について調べた結果、停電になれば、ドアが自動的に閉まるようになっているものの、停電の後、再び一部の電気が供給されたことが分かりました。このため警察では、火事が起きていたことが分かっていたにもかかわらず、中央路駅に向かっていた電車に運転停止措置をとらなかったことと、再び電気が供給されたのに、ドアを開けなかった点に重点をおいて、捜査を進めることにしています。

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