ことし1年間、ネット上でもっとも多く取り上げられたキーワードは、去年4月に事故で沈没し、大きな被害を出した旅客船の船名「セウォル号」でした。
大規模なデータの集まりであるビックデータの分析専門業者「ダウムソフト」が、ことし1月から12月10日までの間、ツイッターやブログなどのSNSで多く取り上げられたキーワードをまとめたところによりますと、もっとも多く取り上げられたのは「セウォル号」で、合わせて489万1684回にのぼったということです。
次に、第2位が、ことし5月に国内で初めて感染が確認され、186人が感染し、38人が死亡した「マーズ(MERS)=中東呼吸器症候群で、合わせて431万9515回でした。
また、現在、検定制度で複数の出版社が製作している歴史教科書を、政府が国定教科書に転換する方針を示したことに対し、学会や民間団体から反発の声が出ていることを背景に、「歴史教科書の国定化」が第3位で263万224回でした。