盧武鉉次期大統領 現場を弔問
Write: 2003-02-20 00:00:00 / Update: 0000-00-00 00:00:00
盧武鉉次期大統領は20日、多数の犠牲者を出した大邱の地下鉄放火事件の現場を訪れ、「被害者の補償や被害の復旧に政府として必要な全ての措置を取る」と述べました。このあと盧武鉉次期大統領は、大邱市民会館に設けられた合同焼香所で焼香し、続いてヨンナム大学病院を訪れてけが人たちを励ましました。こうした中で、今度の火災で乗客を避難させる途中に、煙にまかれて殉職した地下鉄公社職員の張デソンさん(34)ら7人の葬儀が、市内の病院の葬儀場で行われました。この事件による死者は125人、けが人は146人にのぼっていますが、対策本部は、焼けた電車の中にある72人の遺体と、身元が分からない10人の遺体について20日から身元確認のためのDNA鑑定の作業を始めました。しかし行方不明になっているという届け出は、350件を上回っていることから、身元の確認はかなりの時間がかかるものとみられています。ところで事件が発生した中央路駅が完全に復旧するのは、6月末頃になる見込みです。大邱地下鉄公社は、専門家による点検をした結果、地下3階にあるホームまでの駅構造物は、崩壊の危険性はないことが分かりましたが、4時間にわたって6両連結の電車2本が高温で燃え続けたことから塗装をやりかえるなどの作業が必要だとしています。
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