済州国際空港で12日午後、管制塔の通信設備に異常が発生、航空機の離着陸に影響が出ました。
済州地方航空庁によりますと、12日午後6時50分から1時間余りに渡って航空機の管制に必要な通信設備の感度が落ちるなどの異常が発生し、着陸予定だった37の便が出発地に引き返し、40便が出発が遅れました。
国土交通部の関係者によりますと、メインの設備に異常が発生した場合の予備の設備への切り替えがスムーズに進まなかったということです。
国土交通部は、機械的な欠陥など、あらゆる可能性について調査を進めています。
管制塔の通信設備に異常が発生したのは、済州空港開港以来初めてです。