韓国の平和指数ランキングが、去年より4段階下がって143か国のなかで51位と評価されました。
韓国の民間研究機関の世界平和フォーラムは14日、社会の安全性、国内・国際紛争の程度、軍事化レベルなどについて調査し、平和度を指数化した報告書を発表しました。
それによりますと、韓国は軍事・外交では平和度がやや改善しましたが、国内政治で去年の29位から51位に大きく下がり、総合で去年の47位から4段階下がって51位になりました。
世界平和フォーラムは、選挙後の政党間の対立、セウォル号沈没事故以降、続いている政治的・社会的対立などが影響したと説明しています。
一方、143か国の平和指数の平均は67.4点で、このランキングが始まった2000年以降もっとも低くなりました。
これは、ヨーロッパの経済危機や中東の政治不安などが背景にあるとみられます。
北韓は去年より4段階下がって114位でした。