韓国の国立現代美術館の館長に、初めての外国人となる、スペイン出身のバルトメウ・マリ・リバース(Bartomeu Mari Ribas)氏が正式に任命され、14日から仕事を始めました。
バルトメウ・マリ・リバース館長は14日、記者会見し、「外国のモデルをそのまま持ってくるのではなく、公共の領域に存在する美術館のモデルを創造する」と抱負を語りました。
また、一部の美術界の関係者らが、スペインの「バルセロナ現代美術館」館長を務めていた当時、権力に批判的な作品を検閲したと指摘していることについては、「いかなる検閲にも反対し、表現の自由を保証する」と述べました。
バルトメウ・マリ・リバース氏は、オランダの現代美術センター「WITTE DE WITH(ヴィット・デ・ウィット)」の芸術監督を経て、スペインの「バルセロナ現代美術館」館長を7年間、務めました。
新しい館長の任期は3年で、今月14日から仕事を始めることになります。
文化体育観光部の傘下機関の長に外国人が任命されたのは初めてです。