韓国の2大労働組合組織の一つ、民主労総=全国民主労働組合総連盟が、政府が進める労働改革に反対し、16日から全面ストに入ります。
民主労総は16日午後、国会の近くで集会を開き、政府が進める労働改革を非難する一方、全国12か所で、現代(ヒョンデ)・起亜(キア)自動車支部の組合員4万5000人あまりを含め、組合員15万人が参加し、4時間の部分ストに入ります。
民主労総は、政府と与党が労働改革に向けて労働関連法の改正案を強行処理する場合に備え、来年初めまで全面スト突入態勢を維持するとしています。
政府は、今回のストについて、政治目的の違法なストライキだとして、厳しく対応するとしています。
民主労総による全面ストは、ことしに入って3回目です。