朴政権が進める労働市場改革や歴史教科書の国定化などに反対する3回目の大規模集会が、19日、土曜日の午後、ソウル都心など全国各地で開かれます。
韓国の2大労働組合連合のひとつ、民主労総=全国民主労働組合総連盟や全国農民会総連盟など53の労働・市民・農民団体からなる「民衆総決起闘争本部」は、3回目となる大規模集会を19日午後3時からソウルの光化門広場や、釜山、大邱、光州など全国13の都市で開く計画を18日、明らかにしました。
このうちソウルでの集会は、当初、市庁前広場で開く予定でしたが、保守団体が先に集会届けを出したため警察の許可をもらえず、管轄主体のソウル市の許可を得て光化門広場でおよそ1万人が参加し「文化祭」形式で集会を開くことにしたものです。
警察は、ソウル集会の参加者らが政治の問題に触れるなど、「文化祭」とは異なる行動をとった場合、直ちに解散させるなど厳重に対応する方針で、集会参加者と警察との衝突が懸念されます。