日本に居住している脱北者が200人余りに上ることが分かりました。
アメリカ政府系放送の自由アジア放送がアジアプレスの報道を引用して伝えたところによりますと、東京におよそ150人、大阪におよそ50人の脱北者が居住しているということです。
そのほとんどは、主に1960年代に帰還事業で北韓に渡った在日朝鮮人とその日本人妻、現地で生まれた子どもたちが、日本に戻ってきたケースですが、中には、政治体制や生活環境を苦にして脱北した北韓住民も含まれているということです。
アジアプレスの関係者は、日本では脱北者を見る視線が冷たく、これらの脱北者のほとんどは脱北者だという事実を隠して暮らしているということです。