韓国の小・中・高校生の2人に1人は、南北が統一されれば、韓国社会はより良くなると考えていることがわかりました。
統一部と教育部は、10月5日から11月17日にかけて、全国の700あまりの小・中・高校の児童・生徒、合わせて11万9000人を対象にアンケート調査を行い、その結果を22日発表しました。
それによりますと、南北が統一された場合の韓国社会の変化について尋ねたところ、「良くなる」と答えた児童・生徒は54%で、「厳しくなる」が28%、「今と変わらない」が17%でした。
統一の必要性については、「必要」が63%で、去年の調査に比べて10ポイント近く増えました。
また、統一を阻害する要因としては、「北韓の軍事的脅威」が最も多く、次いで「変化のない北韓体制」、「南北の違い」の順でした。
北韓を「協力の対象」と考えている児童・生徒は51%で、北韓住民を「支援の対象」と考えている児童・生徒は43%でした。