雇用の安定性や労働時間などの労働指標が、韓国はOECD=経済協力開発機構加盟国のなかで下位にあることがわかりました。
雇用労働部がまとめた労働統計の「韓国の労働市場の姿」によりますと、労働者の雇用の安定性を表す勤続期間は、韓国は5.6年で、イタリア12年、スロベニア11.6年のほぼ半分で、OECD加盟国のなかでもっとも短くなっていました。
また臨時労働者の割合は、韓国は21.7%で5番目に多くなっていました。OECD加盟国の平均は13.9%でした。
年間労働時間は、平均2057時間で、OECD加盟国の平均を300時間以上上回り、2番目に長くなっていました。
所得分配に関する指標では、アメリカに続いて2番目に不平等であることがわかりました。