現代(ヒョンデ)自動車の経営陣と労働組合は24日、賃金・労働協約をめぐる交渉で暫定合意に達しました。
現代自動車の労使は、24日午前、蔚山(ウルサン)工場で労使交渉代表50人あまりが参加して賃金交渉を行い、暫定合意案をまとめました。
合意案によりますと、労使は、賃金8万5000ウォンの引き上げ、成果給として基本給の300%プラス200万ウォンの支給、また、激励金として基本給の50%プラス100万ウォンの支給などで合意しました。
また、来年から、昼間連続2交代制の勤務時間を1時間短縮することで合意しました。
最大の争点となっていた賃金ピーク制については、来年、議論し直すことになりました。
現代自動車は28日、組合員総会を開き、暫定合意案に対する賛否投票をする予定です。
現代自動車の労使は、6月に交渉を始めましたが、なかなか折り合えず、交渉が中断し、労組側が新しい執行部を選出して今月15日に交渉を再開したものです。