北韓は、住民がオートバイを所有することを去年7月から禁止していましたが、先月、これを解除して、住民が再びオートバイを持てるようになりました。
北韓で流通するオートバイは、ほとんどが中国製で、今回、個人所有禁止措置を解除したのは、禁止すると影の取り引きによる脱税が増えることから、これを防ぐ狙いがあるものとみられています。
アメリカの自由アジア放送が、北韓内部の消息筋の話として26日、報道したところによりますと、北韓当局は、住民のオートバイ所有を認める代わりに、
オートバイを購入する際に多くの金を払わせる新たな制度を設けたということです。これによってオートバイの価格はこれまでよりかなり高くなりましたが、
その代わりに警察にあたる人民保安部が個人の所有を保障する国家認定証を渡しているということです。